2回も震災にあった嫁が考える万が一への備え

2回も震災にあった嫁が考える万が一への備え

チェリッシュ2号(嫁)です。
平成30年北海道胆振東部地震で被災された皆さまには謹んでお見舞い申し上げます。

札幌市の我が家は震度4程度だったので運良く何も倒れず停電の復旧も早い地域で、不幸中の幸いでした。
大人だけならまだしも2ヶ月の子供がいるので、ライフラインが完全に途絶えていたらどうなってたかと考えるとゾッとします。
あと、ベッドルームに倒れやすい高い棚とか置いてなくて本当によかった…と地震があったにも関わらず安らかに眠っている子供の顔を見てホッとしました。

私は東日本大震災の時に東京にいて、それなりに大変な思いをしました。
それにも関わらず人間って忘れる動物ですね。
防災セットなんて何ひとつ用意せず、すっかり油断していました。
かろうじて先日買った手元ライトと東日本大震災直後に友人からもらった手回し懐中電灯が2つあるだけ。

朝になって食料確保のため旦那にコンビニへ行ってもらうも大行列とのこと。
完全に乗り遅れた。
夜中に行っとくべきだった!
むしろみんな買い漁りすぎだ!
というか、東日本大震災の時にこの光景あったわ!

この時は子供のオムツのサイズが変わる微妙な時期で、紙オムツのストックをあまり持っていませんでした。
また、震災のあった当日にAmazonから紙オムツが届く予定だったのですが、地震の規模を考えると宅配は来ないと判断し、開店時間に紙オムツの確保のために薬局へ走るもこちらも大行列。
なんとか紙オムツを2パック確保できました。
北海道全体で停電が発生していたため信号も動かないなか、車にひかれないように気をつけつつ子供を抱えて移動するのがかなり怖かったです。
ちなみに、案の定宅配はストップしてしまい荷物は届きませんでした。

2回も大地震を経験して、本気である程度の備蓄と防災セットは必要だと思いました。
そんなチェリッシュ2号(嫁)が考える備蓄と防災グッズを書きたいと思います。

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ライフラインが途絶えても何とかなるようにする

停電に備えて用意する

ラジオ

スマホでラジオが聴ける時代になりましたが、スマホの場合は携帯の電波が通じないと使えませんし充電にも限りがあります。
実際に今回の震災てはネットや電話が繋がりにくくなりました。
情報収集ツールのひとつとして昔ながらの電波を受信して聞けるラジオが必要だと思いました。

懐中電灯やLEDランタン

停電で困るのが夜間の照明です。
充電式のものはうっかり充電を切らしてしまうこともあるので、手回しや乾電池式のものがあるといいでしょう。
以下の商品のようにラジオや懐中電灯などの機能が複合されてるものがあると持ち運びにとても便利だと思います。

モバイルバッテリー

スマホが使えないと何かと不便です。
今の時代ネットで情報収集できないといけません。
こちらも充電式はもちろん乾電池式もあるといいでしょう。

乾電池

地震が起きたあと買い物に行くと、乾電池がよく売れているようです。
買えなくなる可能性が高いので、ある程度備蓄しておきましょう。
もちろん自分が持っている機器に使えるものを!

断水に備える

東京の時は飲料水として2リットルの水をたくさんストックしていましたが、札幌に来てからは水道水で生活していたため、飲料水を持っていませんでした。
断水に備えてある程度は家にあるといいでしょう。
また、断水が起きていなくても状況によってはいつ断水になるかわからないので、断水前に湯船に水を貯めることも重要です。
今回は地震発生後すぐ湯船や鍋などあらゆるものに水を貯めました。

ガスが止まる事に備える

火が無いとお湯が沸かせません。
カセットコンロとボンベの準備は必須です。
今回の我が家はカセットコンロはありましたが、ボンベの備蓄を丁度切らしていました。
ガスが止まらなくて本当に良かった
あとはキャンプ用のガスや調理器具でもいいと思います。

何かと必要な衛生用品やゴミ袋などをストックする

なぜかこういう時にトイレットペーパーやティッシュなど紙類の買占めが発生します。
東日本大震災の時もトイレットペーパーが買えなくて苦労しました。
ある程度在庫は切らさないように日頃から気をつけましょう。
またゴミ袋などもあると色々使えると思います。
簡易トイレも用意できたらしておくと

生きるために食べるものは重要!非常食をストックする

食料を買いに行けたとしてもあっという間に売り切れていたりするので、カンパンなど長期保存のできる備蓄用の食料を用意しておきましょう。
水も長期保存用のものがあるので数本ストックしておきましょう。

そのほか確認しておくことなど

日頃から避難所やハザードマップの確認をしておきましょう。
だいたい学校が避難所になることが多いと思うので、学校の位置を把握しておくだけでもいいと思います。

普段の生活環境にも注意を

あまり高い棚を置かない。特に寝室はベットの近くには物を置かないように。
また、本棚など高いものを置いても耐震対策をしましょう。

最後に一番重要なこと

備えも一度用意して放置してはいけません。
賞味期限切れになってしまったり充電がなくなっていたり、イザという時に使えないこともあります。
うちにあった手回し懐中電灯は携帯充電機能もついていたのですが、昔のものすぎてガラケーの端子しか対応しておりませんでした。
このときばかりはガックリきました。
必ず年末の大掃除の時などに確認を!

2018年9月7日現在、まだまだ物流が滞っているので今はまだ無理ですが、物流が回復したらすぐに防災グッズを揃えようと思います。

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