プレゼンが苦手な私がプレゼン研修を受けた。今後の解決方針

プレゼンが苦手な私がプレゼン研修を受けた。今後の解決方針

チェリッシュ1号です。

以前の記事でも申し上げておりますが、私はノミの心臓のプレゼン嫌いな営業職です。

・・・だからもう、嫌いなんですよっ!
プレゼンっ!

大人数の前でプレゼンしてガクブルしたよという黒歴史記事(笑)


それでもその機会はやって来ます。

いつか、そのうち、たぶんやって来るよ〜という訳ではありません。
来年1月から始まります。
と言いますか、その日程調整を自分でやっています・・・。

実は今所属しているボランティア組織内でも、プレゼンが苦手な人間は多かったようで、みんなでこんな体勢になっていました。

やってられっかよ・・・。喉乾いたよ

見かねた組織のボスが一肌脱ぎました。
外部講師を雇って我々にプレゼンの研修の受講を企画してくれました。

ありがたい。

備忘録を兼ね、記事にしたいと思います。

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結論 プレゼン対策は結局しっかりと準備することしかない。

以降も記事が続きますが、結論だけ先に書いてしまいます。
プレゼンを成功させるコツ。
それは「しっかりと準備して、練習したプレゼン」を用意することだそうです。

なんとも当たり前過ぎるのですが、果たしてなにを準備したら良いものか。

準備する上で考えておく準備の観点は以下の3つです。

  1. 「だれが」話すか
  2. 「なにを」話すか
  3. 「どのように」話すか

研修ではこの3つの観点でどういう準備をしたら良いかということについて説明をいただきました。

「だれが」話すか、という観点

結局人は見た目で大半を判断している

結局一生懸命プレゼンしても、見た目がイケてないと伝わらないそうです。
人の第一印象は、見た目で約5割、声で4割、話の内容は1割で決まってしまうのです。

恐ろしい。
けど、聞く立場の時を振り返るとほとんど話した内容は覚えてなくても顔は覚えているって事は多いですよね。

そのくらい見た目が大事ってお話です。

プレゼンにおける第一印象の磨き方

よくあるビジネスマナー講座みたいになりますが、プレゼンの研修でそれを敢えて言うほど大切な事だと講師の方も強調していました。

  1. 身だしなみを整え、自分にあったカラーを用意する
  2. 自分の声を研究し、声のトレーニングを行う。

1に関しては立ち振る舞いや癖などを実践を通じて勉強させてもらいました。
自分にあったカラーに関しては、世の中には「カラーセラビスト」という職業があるらしく、一度コンサルティングを受けておくと良いそうです。

自分にあっている色と言うものは歳をとっても変わらないそうですよ。

2に関してはまずは自分の声(できればプレゼン)を録音して聞いてみると良いとアドバイスされました。

自分の声って思ったのと違って恥ずかしいんですよね。
そこから声の高さ、速さ、滑舌等、自分の現状を知り、どのような人だと思われたいか認識しておくことが重要だそうです。

あとはひたすらボイトレ。
こちらの研修会社では、プレゼン用のボイトレ講座もやっているそうです。
ボイトレってアナウンサーと歌手くらいしか受けていないと思ってましたが、まさかプレゼンやるのにボイトレまでやるとは。さすがです。

「なにを」話すか、という観点

「プレゼンやるぞ!」となったら、まず何を考えるか。

普通は資料の内容を考えてしまうと思いますが、講師の方は「どんな人に対して」話すかと言うことが一番重要と説明していました。

来場者の年齢層、所属、来場した目的、ほしい情報(ニーズ)。

このあたりの調査をしていないと説明の内容にも具体性がなく、響くプレゼンにならない為です。

確かに私もプレゼンをやれと言われた時には「何から説明しよう」と資料をかじりつくように見ていた記憶があり、誰に対して話しているのかという観点は後回しにしていたように思います。

「どのように」話すか、という観点

講師の方は、どのように話すかと言うことについてはテクニック論であり、あまり重要ではないと前置きをしていました。
基本的にちゃんとした見た目で、誰に何を話すか、が定まっている事が優先されるのでしょう。

目線はZ状に動かす

何度か演習でプレゼンをしていましたが、人前で話す時に目をどこに置いて良いかわからなくなるっていう人が案外いました。
一点見つめも怖いので、複数人に対して目線を送る時には、席の遠い方からZの字を描くように目線を動かしていくと相手から自然に受け止められるそうです。

ポインターは極力使わない

これは意外でした。
よくプレゼンといえば目指し棒やレーザーポインターでスライドを指しながら説明する絵を想像しますが、これは良くないそうです。

相手からすると、説明を聴きながらも資料には目を通しているので、ポインタで無理に目線を動かそうとする事でストレスを与え、結局聞く側の集中力を削いでしまう結果になるのだそう。

何かを指したいのであれば、資料の色や位置を口頭で言う事で指すべきであるし、もしそれが出来ない資料なのであれば資料を見直すべきだそうです。

どうしても出来合いの資料で修正が効かない時の最終手段程度にポインターは使った方が良いようです。

スライドの時間配分を決めておく

前回のプレゼンでもざっくりとした時間配分は決めていました。

講師の方がいう時間配分は1スライド単位、かつ大項目別の時間配分です。
結構な手間ですが、あらかじめシミュレーションする上で必要な作業だそうです。
何度か時間通りにできるか練習する事で、プレゼンの時間配分の訓練にもなります。

また、可能であれば相手にもスケジュールをあらかじめ示した方が良いとも仰ってました。
聞く側も「あーこういうスケジュールだから、ここが重要なのね」と流れを押さえてくれます。

大事なことは何度も言う

研修の中で、講師の方も「準備が一番大事」「だれに、なにを、どのようにが大事」と何度も言っていました。

研修後半で改めて意図的に何度も繰り返していたと説明していました。

当たり前ですが人間1度聞いただけでは頭に入らないですもんね。

それでもどうしようもなく緊張することへの対策

色々準備しても、それでも緊張はします。
その時の心構えについてもアドバイスしてもらいました。

緊張感を持つ事自体は大事

前提として、適度に緊張感を持っている必要があることを心構えとして織り込んでおくようにアドバイスをいただきました。

例として、下手にプレゼン慣れしている人の説明はつまらないって話をして居ました。(具体的な人名は避けますが)

私も緊張することは織り込むように前の記事でも書いていましたが、講師の方が「今、私も研修序盤で緊張していますよ」と言った声が若干うわずっていたのが、リアリティがありました。

みんな緊張するんですね。

複数ではなく、敢えて一人に集中して話しかける

プレゼン開始序盤が一番緊張すると思います。

テクニック論になりますが、敢えて序盤は全員を見ずにある特定の一人だけをみると良いそうです。

大勢の前で緊張する主な原因は「人に見られている感覚」です。
一人に集中して話すことで「みんなに見られている」のではなく「この人に説明をしている」という意識の方を勝たせるって方法です。

これはなかなか良いなと思いました。
次回早速やってみようかと。



練習、そして練習

いろいろ書いてきましたが、結局大事なのは「準備して練習する」ことです。

プレゼンは必ず事前に練習するように強く意識づけされました。

可能な限り聞いてもらう相手をつけて、アドバイスをもらう形で最低3回。
時間も測って行い、さらに可能であれば録音してくれと。

言われると思いましたが、やっぱりそうですよね。
受講者みんな「次回は事前に練習します。リハやります」と言ってました。

【まとめ】いい大人になっても勉強と練習は裏切らないらしい

なんだかんだで良い研修となりました。

読み返してみるとなんだか当たり前な内容なのですが、大切なのは実際に受講して自分の現状と課題を知った事だと思います。

こちらの研修会社では札幌市では珍しくコーチングも研修メニューで用意しているようです。

コーチングとか、中間管理職の私にはもってこいだし、なんだか子育てにも応用できそうな気が・・・。

面白いところでいうと、「アンガーマネジメント(怒りのマネジメント)」なる研修もあるようで、こっちの方が家庭的には活躍するだろうか。
(自分では短気ではないと思っているのですが・・・実際はどうだろう)

なんにせよ、記憶とやる気スイッチが切れる前に一度受けに行ってみようと思います。

そして今回は一杯プレゼン練習しよ!

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